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所長コラム

11月:全国介護老人保健施設大会に出席して

更新日:2018-11-1

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所長
内山 隆久

10月に、全国介護老人保健施設大会が大宮ソニックシティで開催された。

樋口恵子氏の特別講演会を聴く機会が持てた。既に厚労省などで報告している我が国の65歳以上の高齢者の現状分析が示された。老々夫婦は31% 男性または女性のみの一人暮らし27% 親と未婚の子どもの同居が21%という。平均寿命は男性81歳、女性87歳である。女性は夫の死後7年間、独身生活を送ることになる。健康寿命は男性72歳、女性75歳である。残された人生を、男性は9年 女性では12年 身体的に何らかの不自由を抱えた状態で過ごすことになる。

東憲太郎氏は、老健施設の専門職が地域に出向いて訪問活動をして、地域活性化を進める。専門職が介護社会を推進していく役割を担っていると述べていた。

湯沢 俊氏は、埼玉県の75歳以上の高齢者の増加率が日本一であることを示した。
裏返せば、埼玉県の高齢者増加率は世界一。埼玉県の高齢者対策を世界中の人々が注目している。県の施策が成功すれば、世界の高齢者対策の指針になり得るからである。

斎藤正身氏は、高齢者は一人だけでは、遠くへの外出もできない。地域介護予防サロンを開いて、フレイル防止の実践活動をしていることを紹介した。意欲向上・人の繋がり・個性の発現・生活リズムの改善に繋がっている。包括支援は、ケアの援助だけでなく、買物現場に一緒に出向くという互助が大切であることを強調した。
日頃からの隣人との付き合いを深め、心のこもった生活支援をし合うことが、地域の暮らしの基本になる。

山地隆文氏は高齢男性の居場所作り・生きがいを求めて、家内で燻ぶっていることを止め、外へ出る・学ぶ・稼ぐことの重大性を述べていた。男性は女性と違い、自分の家に閉じこもりがち。一歩外へ出て見渡せば、地域の良い点、悪い所が眼につく。
人生の経験者として改めたいことをドンドン提案する。欧米で広く行われているように、良い提案であれば当然何らかの代償を支払うべきだろう。今は、昔のように無償で知恵を拝借できる時代ではない。男性よ、外へ出かけ、地域を活性化しよう。

今までと違った新しい介護の在り方を考えさせてくれた学会であった。

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